ゴルフのチーピンとは?突然発生する3つの原因と初心者のための直し方

ゴルフのチーピンとは?突然発生する3つの原因と初心者のための直し方

「スライスを克服して、ようやく球が捕まるようになってきた!」と喜んでいたのも束の間、突然ボールが左に低く鋭く曲がって即落下する「チーピン」が出始めて絶望していませんか。

ゴルフ場予約の最新お得情報

【期間限定】先着利用4,000名様までのキャンペーン

\ 割引クーポン随時更新!! /

最大10,000円割引クーポン配布中!

公式サイト:https://gora.golf.rakuten.co.jp/

一発でOBになりスコアを崩壊させるチーピンは、一度出始めるとティーショットを打つのが怖くなってしまいますよね。ネットにある対策を適当に試しても、自分のスイングタイプに合っていなければ、かえってチーピンが悪化するスイングの迷路に入り込んでしまいます。

この記事では、チーピンが起こる物理的な原因や初心者と中上級者でのメカニズムの違いを分かりやすく解説し、練習場でできる2つの改善ドリルと、ラウンド中にチーピンをピタッと止める即効性の高い応急処置までご紹介します。

チーピンの正体を正しく理解して、OBのない安定したゴルフとベストスコアの更新を一緒に目指しましょう。

目次

ゴルフの「チーピン」とは?意味や語源、フックとの違い

ゴルフをプレーしていて、打った瞬間にボールが左へ低く飛び出し、急激に左へ曲がりながら地面に落ちてしまった経験はありませんか。

この、ゴルファーを最も絶望させる最悪のミスショットのことを、ゴルフ用語で「チーピン」と呼びます。

チーピンは単にボールが左に曲がるだけでなく、高さが全く出ずに「弾丸」のように低く飛んでいくのが特徴です。

そのため、ボールが地面に落ちてからも勢いが止まらず、コースの左側にあるOBゾーンまで突き抜けてしまうケースが多発します。

特にスライスに悩んでいた人が、球を捕まえられるようになってきた中級者のステップで突然発生し、多くのゴルファーを悩ませる厄介な球筋です。

まずはチーピンという言葉の面白い語源や、よく混同されがちな「フック」との決定的な違いについて正しく理解しましょう。

チーピンの語源は麻雀牌の「七筒(チーピン)」

なぜ、左に低く曲がるミスショットを「チーピン」と呼ぶのでしょうか。その意外な語源は、テーブルゲームの「麻雀(マージャン)」にあります。

麻雀牌の中に、丸い模様が7つ描かれた「七筒(チーピン)」という牌があります。この七筒に描かれている丸の配置をよく見てみてください。

上に2つ、下に2つの丸があり、中央を斜めに繋ぐように3つの丸が「左上から右下へ斜めに急激に下がるライン」で並んでいます。

この中央の丸の並び方が、ゴルフボールが右に飛び出した後に急激に左へ曲がって落ちていく軌道にそっくりであることから、日本のゴルファーの間で「チーピン」と呼ばれるようになりました。

昭和の時代に麻雀を嗜むゴルファーが多かったことから生まれた、日本独自のユニークなゴルフスラング(造語)なのです。

そのため、海外のゴルフ場や外国人ゴルファーに対して「チーピン」と言っても言葉が通じないため注意しましょう(英語では「ダックフック」などと呼びます)。

チーピンと「フック」の決定的な違い

「左に曲がる球なら、フックと同じではないの?」そう疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、チーピンと一般的なフックは、ボールの「高さ」「曲がり始める位置」が決定的に異なります。

それぞれの球筋の特徴を比較表にまとめました。

項目 チーピン フック
打ち出し角度 地を這うような極端な低さ 中〜高弾道(ある程度の高さがある)
最初の飛び出し 最初から左、または右に出てすぐ左 右方向に適度に出てから左に戻る
球の曲がり幅 極端に大きく、左に巻き込む コントロール可能な範囲の緩やかなカーブ
ラン(転がり) 落ちてから激しく転がり、OBになりやすい 適度な転がりでフェアウェイに留まる

このように、フックは「右に打ち出して左に戻す」という、ゴルファーが意図してコントロールできるドローボールの延長線上にあります。

一方でチーピンは、打ち出しから低く、左に急激に巻き込んで制御がまったく効かない「完全なミスショット」です。

チーピンは一度出始めるとスイングの崩壊に繋がりやすいため、「ただのフック」と見過ごさず、早期に対策を打つ必要があります。

ゴルフでチーピンが突然発生する3つの根本的な原因

チーピンが突然発生すると、「なぜ急に曲がるようになったのか」とパニックになりますよね。

しかし、チーピンが起こる物理的なメカズムは、実は非常にシンプルです。

それは、インパクトの瞬間に「フェースが極端に閉じている」ことと、スイング軌道が「インサイドアウト(内側から外側)」になっていることです。

この2つの条件が重なったとき、ボールには左回転の強烈なスピン(ギアスピン効果)がかかります。

その結果、打ち出された直後から左へ低く巻き込む、あの恐ろしいチーピンが生まれてしまうのです。

ここからは、スイング中にこの最悪の条件を作り出してしまう3つの具体的な根本原因を詳しく紐解いていきましょう。

原因1:インパクトでフェースが極端に閉じている

チーピンの直接的な引き金となるのが、ボールに当たる瞬間にクラブフェースが左を向く「フェースの閉じ」です。

本来、正しいスイングではインパクトの瞬間に、フェース面が目標に対してスクエア(真っ直ぐ)になります。

しかし、チーピンに悩む人はインパクトの瞬間に、フェースが目標よりも極端に左を向いているケースが多いのです。

フェースが閉じる主な原因は、手首の使いすぎにあります。手先で球を捕まえようとして、ダウンスイングで急激に手首を返していませんか。

このように手首を急激にローテーション(ターン)させてしまうと、フェースが急激にターンして、一瞬で閉じてしまいます。

一瞬のタイミングのズレでフェースが閉じて当たるため、突然のチーピン連発を引き起こすのです。

原因2:インサイドアウト軌道が強すぎる

フェースが閉じる動きに加えて、スイングの軌道が「インサイドアウト」になりすぎていることも原因です。

インサイドアウトとは、クラブを体の内側から下ろし、外側に向かって振り抜いていくスイング軌道のことです。

適度なインサイドアウトであれば、美しいドローボールを打つことができます。

しかし、この軌道が目標ラインに対して右に強く傾きすぎる(約5度以上の極端な軌道など)と、チーピンの危険地帯に突入します。

インサイドアウトの軌道に対して、フェースが少しでも閉じると、ボールには強烈な「左回転(フックスピン)」がかかるからです。

球を捕まえようとインサイドからクラブを入れすぎる動きが、結果としてチーピンを誘発する大きな原因になっています。

原因3:極端な「フックグリップ(ストロンググリップ)」

スイングの動きだけでなく、アドレス(構え方)の時点で、すでにチーピンの原因を作っていることもよくあります。

それが、左手を深く被せて握る「フックグリップ(ストロンググリップ)」です。

構えたときに、左手の甲の関節(ナックル)が、上から見て3個以上見えている状態はフックグリップが強すぎます。

フックグリップは、スライスを防ぐためには非常に有効な握り方です。しかし、この握り方は「フェースが自然と閉じやすい」という特徴があります。

スライスを嫌がってグリップをどんどんフックにしていった結果、今度はフェースが閉じすぎてチーピンが出るようになります。

「握り方」というアドレスの初期設定が原因で、スイングを変えなくてもフェースが勝手に閉じてしまっているのです。

【スイングタイプ別】チーピンが起こるメカニズム

「ネットで調べた対策を試したけれど、チーピンがまったく治らないどころか悪化した」

そんな苦い経験をしたことはありませんか。実は、チーピンが起こるメカニズムは全員同じではありません。

ゴルフのレベルやスイングの癖によって、チーピンが発生するルートは大きく「2つのタイプ」に分かれます。

自分のスイングタイプに合わない対策をしてしまうと、スイングの迷路に深く迷い込んでしまう原因になります。

ここからは、初心者と中上級者で全く異なる、それぞれのチーピン発生メカニズムを詳しく解説します。

自分がどちらのタイプに当てはまるか、客観的にチェックしながら読み進めてみてくださいね。

初心者に多い「手打ち・アウトサイドイン型」

ゴルフを始めて間もない初心者の方に多いのが、「手打ち・アウトサイドイン型」のチーピンです。

このタイプは、体が十分に回転しておらず、手先だけでクラブを上から急激に振り下ろしています。

ため、スイングの軌道が目標ラインの外側から内側へと入る、「アウトサイドイン(カット軌道)」になります。

通常、アウトサイドイン軌道でフェースが開いて当たると、右に曲がる「スライス」になりますよね。

しかし、スライスを嫌がって手首を急激にこねたり、最初からフェースを極端に閉じて構えたりすると状況が変わります。

アウトサイドインの軌道に対して、フェースが左を向いて当たると、ボールは一瞬で左に飛び出し、さらに左へ低く曲がります。

これが、初心者の陥る「引っ掛けチーピン」の正体です。体の回転不足と、手先での強引なフェース操作が原因となっています。

中上級者に多い「振り遅れカバー・インサイドアウト型」

ある程度ゴルフが上達し、100切りが見えてきた中上級者に多いのが、「振り遅れカバー・インサイドアウト型」です。

このタイプは、下半身リードで鋭く体を回転させ、インサイドからクラブを下ろする綺麗なスイングができています。

しかし、体が速く開きすぎたり、手元が体から離れたりすると、クラブが遅れて下りてくる「振り遅れ」が発生します。

振り遅れると、そのままでは右に真っ直ぐ飛ぶ「プッシュアウト(または右スライス)」になってしまいます。

この右へのミスを本能的に嫌がり、インパクトの瞬間に、手首を急激に返して(フェースを閉じて)帳尻を合わせようとするのです。

インサイドアウトの強い軌道に対して、手首の急激なローテーションでフェースを無理やり閉じさせる。

この一瞬の「合わせにいく動き」によって、中上級者特有の、右に出てから左に激しく巻くチーピンが発生します。

なぜ?ゴルフが上手い人(ドローヒッター)ほどチーピンに悩む理由

ゴルフの世界では、よく「チーピンは上級者の病気」と言われます。スライスに悩む初心者からすると、贅沢な悩みに聞こえますよね。

しかし、球を捕まえる技術があり、綺麗なドローボールを打てる人ほど、ある日突然チーピンの深い沼にハマってしまうのです。

なぜ、ゴルフが上手い人ほどチーピンに悩まされるのでしょうか。その理由は、ドローヒッターが持つスイングの特性にあります。

ドローボールを打つためには、クラブをインサイドから下ろし、インパクトでフェースを適度に閉じる技術が必要です。

つまり、上手い人はもともと「チーピンが出る一歩手前」の、非常にギリギリで高度なスイングをしているのです。

ここからは、上達したからこそ陥ってしまう、ドローヒッター特有のチーピンの罠について詳しく解説します。

「球を捕まえる動き」が過剰になってしまう罠

ドローヒッターは、スライスを克服する過程で、「ボールをしっかりと捕まえる感覚」を身につけています。

体を開かずに腕を振る、手首を正しくローテーションさせる、といった技術が体に染み込んでいる状態です。

しかし、練習を重ねるうちに、この「捕まえる動き」が、無意識のうちにエスカレートして過剰になってしまうことがあります。

例えば、より強い球を打ちたいという意識から、ダウンスイングで右肩を下げてインサイドから過剰に煽り打ったりします。

また、インパクト付近で手首を返すタイミングが、ほんのわずかに早くなるだけで球は捕まりすぎます。

「捕まえよう」とする良い意識と技術が、ほんの少し過剰になるだけで、一発でチーピンへと変貌してしまうのです。

右プッシュアウトの恐怖心がチーピンを加速させる

ドローヒッターが最も嫌うミスは、ボールが右に真っ直ぐ飛び出して戻らない「右プッシュアウト」です。

インサイドアウトの軌道が強いため、インパクトでフェースが開くと、ボールは容赦なく右の林やOBへと飛んでいってしまいます。

この右へのミスを一度ラウンドで経験すると、脳裏に強い恐怖心が植え付けられます。すると次のホールから、「絶対に右には打ちたくない」という心理が働きます。

この恐怖心から、ダウンスイングで無意識に体を止めて、手元だけで強引にフェースを左にターンさせてしまうのです。

右を嫌がれば嫌がるほど、手首の返しが急激になり、結果として左への最悪なチーピンを誘発するという悪循環に陥ります。

上手い人ほど、この「右の恐怖」と戦う中で、自らチーピンの引き金を引いてしまっているケースが非常に多いのです。

ドライバーとアイアンでチーピンの直し方は変わる?

チーピンに悩むゴルファーの中には、「ドライバーだけが極端に左に曲がる」という人がいます。

一方で、「アイアンやユーティリティだけが左に巻いて、グリーンを大きく外してしまう」という人も少なくありません。

結論から言うと、ドライバーとアイアンでは、チーピンが発生する物理的な原因と直し方が異なります。

なぜなら、この2つのクラブは「シャフトの長さ」や、ボールを捉える「スイング軌道の最下点」が全く違うからです。

それぞれのクラブ特性に合わせた正しい対策を理解しないと、片方を直そうとしてもう片方が崩れる原因になります。

ここからは、ドライバーとアイアンそれぞれの特徴に合わせた、チーピンの具体的な直し方を詳しく解説します。

ドライバーでのチーピン対策:アッパー軌道の罠を防ぐ

ドライバーでチーピンが出る場合、球を高く上げようとする「過度なアッパー軌道」が主な原因です。

ドライバーはティーアップしているため、スイング軌道の最下点を過ぎた、上がり際でボールを捉えます。

しかし、球を上げたい気持ちが強すぎると、右肩が極端に下がり、下から上へと煽るようなアッパー軌道が強くなりすぎます。

右肩が下がるとスイング軌道は強制的にインサイドアウトになり、さらにフェースが上を向いて閉じやすくなります。

このアッパー軌道の罠を防ぐためには、アドレスでの背骨の傾き(軸)を過度に右へ傾けないことが重要です。

また、ボールの位置を左足寄りから、ボール半個分だけ右(中央寄り)に置いてみましょう。

これだけで軌道が過剰なインサイドアウトになるのを防ぎ、フェースが閉じる前にスクエアにインパクトできるようになります。

アイアンでのチーピン対策:左足下がりの傾斜に注意

アイアンでチーピンが出る場合は、ドライバーとは逆に、スイング軌道の最下点の手前で打つ「ダウンブロー不足」が疑われます。

アイアンは地面にあるボールを打つため、クラブが上から下へと下りてくる途中で捉えるのが基本です。

しかし、すくい打ちになって手首が早く解けると、インパクトの手前でフェースが急激に閉じてチーピンになります。

特にコース内の「左足下がりの傾斜」では、このアイアンのチーピンが多発するため注意が必要です。

左足下がりの傾斜では、体の軸が左に傾くため、普通に振ると手首が早く解けてフェースが閉じやすくなります。

対策として、アイアンでは手首の角度を維持したまま、ハンドファースト(手元がヘッドよりも先行した状態)で打つ意識を持ちましょう。

手元を先行させてインパクトすることでフェースの閉じを防ぎ、傾斜地からでも真っ直ぐな強い球が打てるようになります。

チーピンを根本から治す!おすすめの2つの改善ドリル

チーピンの原因が理解できたら、次は練習場で正しいスイングの感覚を体に染み込ませましょう。

チーピンを根本から治すためには、手先での余計なフェース操作を抑え、「体幹の回転と腕の動きを完全に同調させる」ことが不可欠です。

今回は、数あるスイング改善メソッドの中から、特に即効性と再現性が高い「2つの練習ドリル」を厳選しました。

このドリルを練習の最初に行うだけで、フェースが急激に閉じる動きが消え、驚くほど真っ直ぐなハイドローが打てるようになります。

特別な器具は一切使わず、今すぐ練習場で実践できる方法ですので、ぜひ今日の練習から取り入れてみてください。

ドリル1:ハーフスイングでの「ノーリストターン打ち」

手首を急激に返してしまう動きを強制的に抑え、体の回転でボールを運ぶ感覚を養うドリルです。

このドリルでは、9番アイアンやピッチングウェッジなど、短めのアイアンを使用します。

  1. 通常通りに構え、振り幅を「肩から肩まで」のハーフスイングにします。
  2. バックスイングからインパクト、フォローにかけて、手首を一切返さない(ロールさせない)意識で振ります。
  3. フィニッシュ(肩の高さ)に達したとき、クラブフェースの面が自分の顔(または前傾角度)と平行になっているか確認します。

もしフィニッシュでフェース面が地面を向いていたら、それは無意識に手首をこねてしまっている(フェースが閉じている)証拠です。

フェース面が斜め上を向いたまま、体の回転だけでボールを捉えることで、インパクトでのフェースの過剰なターンを完全に防ぐことができます。

まずはキャリーで50〜70ヤード程度(※個人差があります)を目標に、ボールが真っ直ぐ、または軽いフェード(右に曲がる球)になるまで繰り返し練習しましょう。

ドリル2:クローズドスタンスでの「右方向への押し出し練習」

左へ巻き込むチーピンの恐怖心を克服し、ターゲットラインに対して正しくボールを押し出す感覚を掴むドリルです。

このドリルは、チーピン持ちのゴルファーが陥りがちな、「左への引っ張り込み」を力学的に修正します。

  1. 目標ラインに対して、右足を後ろに約半歩(20〜30センチメートル)引いて構えます(クローズドスタンス)。
  2. 体の向きは右を向いていますが、フェース面だけは本来の目標(ターゲット)に真っ直ぐ向けます。
  3. この状態から、自分の右足のつま先が指す方向(目標よりもかなり右側)に向かって、クラブを真っ直ぐ振り抜きます。

チーピンが出る人は、右を向いて構えても、本能的にボールを左に引っ張ろうとして手首を返してしまいます。

このドリルでは、あえて右方向に低く長いフォロースルーを出し、ボールを目標の右側へ「押し出す」ように打ち出します。

フェースを開いたまま右へ押し出す感覚が掴めると、インサイドアウト軌道でもフェースが閉じなくなり、チーピンは完全に消失します。

最初は軽い右プッシュアウト(右へのストレートボール)が出れば大成功です。そこから自然と軽いドローで戻ってくる球筋を目指しましょう。

ラウンド中にチーピンが止まらなくなったときの応急処置

練習場では上手く打てていたのに、コースに出た途端にチーピンが止まらなくなることってありますよね。

一発のチーピンでOBを出してしまうと、次のティーショットを打つのが怖くなってスイングが縮こまってしまいます。

しかし、ラウンド中にスイングの根本的な修正を試みるのは、さらにスイングを崩壊させる原因になるため絶対にNGです。

コース内では、スイングを変えずにボールの曲がりを抑える、「その場しのぎの応急処置」に徹する必要があります。

ここでは、次のホールからすぐに実践できて、チーピンをピタッと止めるための3つの即効テクニックを紹介します。

応急処置1:グリップを「指1本分」短く握る

最も簡単で、すぐに効果が出るのが、クラブをいつもより短く握る方法です。

目安として、グリップの端から「指1本〜2本分(約2〜3センチメートル)」あけて、短くクラブを握ってみてください。

クラブを短く握ることで、物理的にシャフトのしなり戻りが抑えられ、インパクトでのフェースの急激な返りを防ぐことができます。

また、クラブが短くなることでミート率が劇的に向上し、手先で合わせにいかなくても自然とボールを芯で捉えられるようになります。

飛距離がわずかに落ちることがありますが、チーピンによるOBを防ぎ、フェアウェイをキープするためには最善の選択です。

応急処置2:ボールの位置を「右足側」にボール半個分寄せる

アドレス時のボールの位置を、通常よりも少しだけ右足側に移動させるのも非常に有効です。

目安としては、いつも置いている位置よりも「ボール半個〜1個分」だけ右側にセットします。

ボールを右寄りに置くことで、スイング軌道の途中で、フェースが完全に閉じる(ターンする)前にインパクトを迎えることができます。

つまり、フェースがスクエア、あるいはわずかに開いた状態の「チーピンが物理的に出ないタイミング」でボールに当てられます。

ただし、ボールを右に置きすぎると右へのプッシュアウトが出やすくなるため、あくまで「ボール半個分」の微調整に留めるのがコツです。

応急処置3:フィニッシュで「左手の甲」が下を向かないようにする

スイング中の意識として最も即効性があるのが、フィニッシュでの左手の甲の向きをコントロールすることです。

チーピンが出るスイングでは、インパクト以降に急激に手首が返り、左手の甲が地面(下側)を向いてしまっています。

これを防ぐために、ボールを打った後のフィニッシュで、「左手の甲が下を向かない(ターゲット方向や自分の顔を向いている状態)」をキープするように振り抜きます。

左手の甲が下を向かないように意識すると、手首の過剰なロールオーバー(こねる動き)が物理的に抑制されます。

フェースが急激に閉じる動きがブロックされるため、どれだけ強く振っても左に急激に曲がるチーピンは出なくなります。

ゴルフのチーピンに関するよくある質問(FAQ)

チーピンの原因や直し方について学んでも、「自分のクラブセッティングは大丈夫?」「特定のクラブだけ曲がるのはなぜ?」など、細かな疑問が次々と浮かんできますよね。

チーピンはスイングの技術的な問題だけでなく、クラブのスペックやゴルフの成長過程における心理変化も複雑に絡み合っています。

ここでは、多くのアマチュアゴルファーが抱くチーピンに関する代表的な5つの疑問について、一問一答形式で詳しく回答します。

チーピンが出やすいクラブのシャフト特性はありますか?

はい、「シャフトが軽すぎる」「柔らかすぎる(先走りしやすい)」スペックのクラブは、チーピンを誘発しやすくなります。

シャフトが柔らかすぎると、ダウンスイングでしなったシャフトが、インパクト付近で急激にしなり戻ります。

このしなり戻りの勢いが強すぎると、スイングに対してヘッドが先行し、フェースが急激に閉じて当たってしまうのです。

特にヘッドスピードが比較的速い人(目安として42m/s以上など)が、柔らかい「R」や「SR」フレックスのシャフトを使うとこの現象が顕著になります。

もしスイングを直してもチーピンが止まらない場合は、シャフトの重量を5〜10グラム重くするか、硬さ(フレックス)を「S」や「X」に上げることを検討しましょう。

スライサーだったのに突然チーピンが出るようになったのはなぜですか?

スライスを克服して球が捕まるようになってきた、「ゴルフ上達の過渡期(ステップアップの段階)」にいることが原因です。

スライサーの多くは、フェースが開いて当たるのを防ぐために、「手首を返して球を捕まえる動き」を必死に練習します。

この練習を重ねるうちに、手首を返す動きが体に染み込み、やがてスライスが出なくなって綺麗なドローボールが打てるようになります。

しかし、球が捕まる楽しさを知ると、無意識のうちに手首を返す動きやインサイドアウトの軌道が過剰になっていきます。

つまり、スライスを嫌がる本能的な動きが強くなりすぎた結果、捕まりすぎて左に巻く「チーピン」へと変化してしまったのです。

これはスイングが壊れたわけではなく、上達している証拠ですので、捕まえる動きを「少し抑える引き算の調整」を行えばすぐに解決します。

チーピンを防止するためにグリップの握り方を変えるべきですか?

もし極端なフックグリップ(ストロンググリップ)で握っているなら、「スクエアグリップ」に近い握り方に変えることを強くおすすめします。

左手を深く被せすぎたグリップは、スイング中にフェースが自然と閉じる構造になっています。

アドレスしたときに、左手の甲のナックル(関節)が上から見て「2個半」見える程度の深さに調整してみましょう。

また、右手のひらが目標方向を向書くように横から添えることで、ダウンスイングでの右手の使いすぎ(こねる動き)を防ぐことができます。

グリップはスイングの初期設定ですので、ここを少しニュートラルに戻すだけで、スイング自体を変えなくてもチーピンが劇的に治ることがよくあります。

ユーティリティ(UT)だけチーピンが出る場合の対策は?

ユーティリティ(UT)は、クラブの構造上、「元々ボールが捕まりやすく設計されている」ためチーピンが出やすいクラブです。

多くのUTは、スライスに悩むアマチュア向けに、重心角が大きく、フェースがターンしやすい(捕まりやすい)設計になっています。

これをアイアンと同じ感覚で上から強く打ち込んだり、手首を使って払い打とうとしたりすると、一発で左に低く巻くチーピンになります。

UTでのチーピンを防ぐ対策としては、「左に置きすぎない適正なボール位置」を確認し、アイアンのように上から鋭角に打ち込みすぎず、「フェアウェイウッド(FW)のように払い打つ」イメージを持つことが有効です。

これだけでインパクト時のフェースの過剰なターンが抑えられ、UT本来のハイドローでグリーンを狙えるようになります。

チーピン持ちのプロゴルファーはどのように対策していますか?

チーピン持ちのプロゴルファーは、「フェースをターンさせないボディターンスイング」を徹底しています。

プロの世界でも、チーピンは一発でOBになりスコアを失う致命的なミスです。そのため、手首のローテーションを極限まで排除したスイングを構築しています。

具体的には、インパクト以降も手首の角度を維持したまま、下半身と体幹の鋭い回転だけでクラブを左奥へと振り抜いていきます。

また、クラブセッティングにおいても、「左に行きにくい(フェースが開き気味に設計された)ヘッド」を使用します。

シャフトも手元がしなって先が走らない、元調子(手元調子)の硬いシャフトを選んで物理的に左へのミスを排除しています。

まとめ:チーピンの原因を理解してOBのない安定したゴルフへ

ゴルフで最も恐ろしいミスショットである「チーピン」について、言葉の定義から根本的な原因、そして実践的な解決策まで解説してきました。

チーピンは、スライスを克服したゴルファーが次にぶつかる「上達の壁」とも言える球筋です。

突然のミスに焦って手先だけでスイングを直そうとすると、さらに深いスイングの迷路に入り込んでしまいます。

まずは自分のチーピンが「初心者タイプ」なのか、あるいは「中上級者タイプ」なのかを冷静に見極めましょう。

原因を正しく理解し、ステップに合わせた対策を行えば、チーピンの恐怖から完全に解放される日は必ずやってきます。

焦らず基本のハーフスイングから調整しよう

チーピンを根本から克服するために、まずは練習場で紹介した2つのドリルをじっくり行ってみてください。

特に「ノーリストターン打ち」のハーフスイングは、地味ですが最もスイングの歪みを整えてくれる万能な練習法です。

手首の余計な動きを抑え、体幹の回転でボールをコントロールする感覚が掴めれば、コースでのティーショットに圧倒的な自信が生まれます。

チーピンの恐怖を克服し、OBのない安定したゴルフと、ベストスコアの更新をぜひ目指してくださいね。

ゴルフ場予約の最新お得情報

【期間限定】先着利用4,000名様までのキャンペーン

\ 割引クーポン随時更新!! /

最大10,000円割引クーポン配布中!

公式サイト:https://gora.golf.rakuten.co.jp/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次